再度登場したPanda100HP。
今回はなんと日本100台限定となっている為、非常に希少価値のある車となっております。
その為ひっそりと登場しましたが、改めてPanda100HPの魅力を検証したいと思います。
※HPとはHorse Power = 「馬力」の略となっております。(日本ではPSですが)
まずPanda100HPはどんな車なの?という事ですが、ズバリ走りを楽しむ車となっております。
Pandaに1.4L 100PSのエンジンを搭載し、変速機を6速マニュアルトランスミッションにして、足回りをチューニングして・・・という車に仕上がっていますが、それでいて車重が1トン程しかありませんので非常に軽快な走りを楽しめます。
それがどんな風に楽しいの?と言われてしまいそうですが、ズバリ忙しいシフトチェンジを駆使して車を運転しているという事を実感できる所が楽しいと言えると思います。
まずエクステリアデザインですが、車高を落とし、大径ホイールに太いタイヤ(195/45R15)を履かせて、ブレーキキャリパーが赤く塗装されています。
そしてオーバーフェンダー化されてより精悍なスタイルへと変貌しております。
車高が低くなっただけでなく、バネレートやダンパーも変わっておりますので、通常のPandaでは多少あるアンダーステアが見事に消されハンドリングマシーンへと変貌しております。
しかも5ドアですので使い勝手もバッチリです!!
インテリアはバッケット風のシートになり、よりスパルタンな感じに仕上がっております。
なんとオートエアコン付きです!!
エンジンは自然吸気直列4気筒 1.4L 16バルブエンジンです。
このエンジンは今時めずらしい高回転型のエンジンですので、廻して楽しむには最適です!!
その証拠に最高出力時の回転数は6,000回転(rpm)、最大トルクは4,250回転時(最大トルク13.3kgm)となっており、高回転が廻りにくいエンジンとは違い気持のよい回転フィーリングが得られます。
しかも高回転型ではありますが、車重が軽いのも手伝って低回転時も特にストレスなく吹け上がりますので、非常に扱いやすく高燃費を稼ぐ事も容易です。
しかもこのエンジンは点火プラグがダイレクトイグニッションとなっている為、1つのプラグに点火コイルが1つ付いている贅沢な仕様となっております。
更に実はこのエンジン、500 1.4などでも使用されているエンジンなのです!!
(知っている方も多いとは思いますが・・・)
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